「工賃」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、障がい福祉サービスの「就労継続支援B型事業所」で働く人がもらえるお金のことです。
今回はこの工賃について、大阪市淀川区の障がい福祉サービス指定申請サポート専門行政書士が、わかりやすく解説します。
目次
就労継続支援B型事業所とは
就労継続支援B型事業所は、通常の雇用契約のもとでの就労が難しい人が、支援を受けながら自分のペースで働くことができる場所です。
どんな人が利用するの?
・一般企業での雇用が困難な方で雇用契約に基づく働き方が難しい方
・自分のペースでゆっくり働きたい方
・将来の一般就労を目指して練習したい方
などです。
どんな仕事をするのか?
B型事業所でどのような作業を行っているかご存知ですか?
事業所ごとに、さまざまな作業を行っています。
・清掃作業
・社用車などの洗車
・農作業
・手工芸品作り
・データ入力
・商品の袋詰め
・パンやお菓子作り
・弁当の盛り付けや配達・販売
・事業所によるカフェでの接客、調理
・eスポーツやストリーマー、それに伴う動画編集
他にも事業所ごとに様々な作業を行っています。
工賃って何?
工賃とは、就労継続支援B型事業所で働く人がもらえるお金のことを言います。
一般企業でもらう時給や給料とは異なり、最低賃金は適用されません。
工賃はどれくらもらえるの?
令和5年度の全国平均工賃は、月額23,053円です。
地域 | 平均工賃(月額) |
全国平均 | 23,053円 |
大阪府 | 18,176円 |
京都府 | 23,353円 |
奈良県 | 24,696円 |
兵庫県 | 19,140円 |
滋賀県 | 24,903円 |
和歌山県 | 23,320円 |
出典:厚生労働省「令和5年度工賃(賃金)の実績について」
工賃に差がある理由
・事業所の収益性の違い・・・高収益な事業所ほど工賃も高い傾向
・作業の種類・・・単純作業か、スキルが必要な作業か
・事業所の営業力・・・付加価値のあるサービスや商品の提供で工賃向上
・利用者の作業能力・・・個人差による違い
B型事業所を選ぶときのポイント
☑工賃の確認
・平均工賃を聞く
・工賃向上の取り組みを聞く
☑通いやすさ
・家から通うのに便利か
・最寄り駅から事業所まではどのように行くのか(徒歩?バス?)を確認
☑作業内容
・興味が持てる内容か
・自分でもできる作業か
☑職員の対応
・親切で人柄は良さそうか
・相談はしやすそうか
☑雰囲気
・その場の居心地はよいか
・他の利用者はどんな感じか
国や自治体の取り組み
障がい者優先調達推進法が平成25年4月1日より施行されました。
この法律は、国や地方公共団体等が率先して障害者就労施設等からの物品等の調達を推進するよう、必要な措置を講じることを定めたものです。
対象となるのは以下の施設等です。
障害者総合支援法に基づく事業所等
・就労移行支援事業所
・就労継続支援事業所(A型・B型)
・生活介護事業所
・障がい者支援施設(就労移行支援、就労継続支援、生活介護を行うものに限る)
・地域活動支援センター
・小規模作業所
障がい者を多数雇用している企業
・障害者雇用促進法の特例子会社
・重度障害者多数雇用事業所
在宅就業障がい者等
・自宅等において物品の製造、役務の提供等の業務を自ら行う障がい者
・在宅就業障がい者に対する援助の業務等を行う団体
(出典:WAM NET)
この解説は一般的なものであり、具体的なケースでは異なる取扱になる場合がございますのでご注意ください。
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